薬物ミュージアム/Drug Elimination Museum


2019年1月某日。
ミャンマーのヤンゴンにある薬物ミュージアムを訪ねてみた。
※正式名称は薬物除去ミュージアム(Drug Elimination Museum)

ヤンゴン行きが決まってから色々と調べていたら発見した謎のミュージアム。
気になったので時間を作って早速行ってみた。

こちらが薬物ミュージアムの最寄り駅。
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ヤンゴンを環状運転する電車の駅の中ではしっかりとしている方。
北部のローカル駅へ行くとホームが無く電車から飛び降りなければ下車できないので、お腰が80歳の私にはかなりキツイのである。

そしてこの駅には中田英寿がいた。
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ミュージアム方面へ歩き出す。

駅周辺は文明開化の音が聞こえてくるかのようなリッチ感。
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高層ビルやショッピングモールなどがちらほらと……東南アジア各国の勢いと言うのは本当に凄い。

駅から歩いて10分ほど目的のミュージアムに到着____。
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立派な門構えだが、何故か活気を感じさせない。

開かれた門には運営時間と値段が掲げられていた。
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ちなみに値段は……
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■現地の方
・入場だけ・・・100チャット(約7円)
・カメラ撮影込みの場合・・・200チャット(約14円)
■外国人
・入場だけ・・・3ドル(約330円)
・カメラ撮影込みの場合・・・5ドル(約550円)
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だいぶ格差があるものの博物館だと思えば……安い?かもしれない。

とりあえず敷地内を進む___。
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大きな建物が見えてくるが、相変わらず人気を感じさせない…。



「いらっしゃいませぇ!」と違う者たちが歓迎してくれた。
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そしてエントランスに到着。
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ここでようやく人を発見。
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さっそく、撮影OKのチケットを購入し、中へと進んだ___。
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薬物ミュージアム。
果たしてどんな展示があるのだろうか……。

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展示品よりまず気になったのがお客さんがいないこと……。
結論から言うと2時間ほどの滞在で一度も他のお客さんに会うことはなかった。

平日だからかもしれない。

気を取り直して展示品を観てみる____。
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薬物というよりミャンマーの歴史や戦争を描いた展示品が並ぶ。
『ん?』となっていた私であったが先に進むと……




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出ましたアヘン中毒者!
これはなかなかのインパクトだ。

そしてここから怒涛の薬物展示が続く。
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薬物の写真と名称が展示されており日本でもおなじみの「ヘロイン」や「モルヒネ」と言った名前が並ぶ。

どうやら、一番キクのはLSDのようだ……。
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こちらは製造工場の様子。
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一つ一つの人形や道具は左程、リアルに再現されてはいなかったが、たくさんのブースが広い敷地に展示されており見ごたえはあった。

続いて学生たちの「薬物ダメ!」ポスターを発見。
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様々な表現で薬物の危険性が上手く描かれており、思わず見入ってしまう。


ここで階段を発見する。
このミュージアムは全部で3階まであるようだ。
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果たして2階ではどんな強烈な展示が待っているのか期待したが、現れたのは何故かインフラ周りの展示品。
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これはこれで面白かったが、やはり期待してしまう薬物の展示。


再び降臨!
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『薬物=逮捕』を表現しているのだろうか。
しかし何故、合法のタバコが……もしかすると巻物かもしれない。

続いてペーパーでの説明____。
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日本でもお馴染みの「薬物依存の悪循環」と似たような感じ。
イラスト中心で描かれていたので、言葉が解らなくとも理解できた。
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続いて3階へと向かう___。
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薬物ミュージアムの3階くらいになるとハトがいる。
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そして3階はかなりの強烈ラインナップ。
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マリファナやケシの展示品。
本物ではない? と思うが、かなり精巧に作られている。


続いて合成薬物の展示。
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薬物に詳しくない私からすると、その殆どが知らない名前だが、かなりの種類と量に圧倒……。

その後もイラストと人形で薬物の恐怖が表現されていた。
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「幸せな人生も薬物で地獄になるよ!」と伝えているものだろう。


続いては「薬物とセックスと妊娠」のブース。
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本物のホルマリン漬けだろうか、かなりリアルだったので判断がつかない。
ミュージアムのスタッフに確認しようと思ったが辺りには誰もいなかったので真相は闇の中へ……。これはかなり強烈だった。

最後は中毒者たちの写真ブース。
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ほんとにダメだよ薬は……。


滞在から2時間ほど私はミュージアムを後にした。
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中年の私でもかなりのインパクトを受けたので子供たちの教育には凄く良いと思う。

ミャンマー北部ではアヘンが横行していたことは有名な話だが、国をあげて無くそうとする努力が見えてわかった。

人々の笑顔が印象的なミャンマーから薬物が消える日が来るのを祈るばかりだ。

Drug Elimination Museum

Location: Yangon Myanmar
Shooting date: 01/2019
category: Place of History

A little expensive.
But It is a good facility to learn the history of Myanmar drugs.
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